ごーるでんうぃーくだから。高校のプチ同窓会的な感じでクラス会がありました。わたしは、出席していません。言わずもがな。三滝くんは高校のころからとても社交的で、彼の周りには常に人が集まっていて学年の人気者的存在でありましたので、彼はこういった集まりには必ずと言っていいほど参加します。しかしながら、実は彼こそがわたし以上に根暗の人嫌いなのであります。とは言え、表向きは社交性抜群のとっても元気いっぱいの彼でありますので、今回のプチ同窓会にも、死にそうな眼をして元気に出かけてゆきました。出かける前に、彼は2度ほど吐いていました。行きたくない訳じゃないけれど、やっぱりこういうの向いてないんだよね、と笑っておりました。わたしはそんな彼をぎゅっと抱っこして、みんなあなたのことが大好きなんだよ、と言いました。彼は少し泣きました。彼は人が嫌いなのではなくて、ほんとうは人が怖いのです。人に嫌われることがとても怖いのだとおもいます。人に嫌われたくないから、明るく振舞ってみんなを楽しませているのだそうです。ばかなおとこのこだ。

とまあ、そんな感じで同窓会には行かなかったけれど、終電を逃した三滝くんを迎えには行きました。(みんな驚くことなかれ、侑衣実は免許を持っています!(書いたことあったっけ?)そして更に車も所有しているのです!!正確には三滝くんのだし、わたしほとんど運転しないけれども。なぜなら普段の生活では徒歩圏内のところにしか行かないから。ってゆうのはどうでもいいのだけれど。)迎えにいったらやっぱり同級生たちがたくさんいるわけで、しかも酔っていて非常に面倒くさかったわけで。三滝と安野が結婚したなんて未だに信じられねえ!バカウケ!!と、馬鹿みたいな顔した同級生が馬鹿みたいにはしゃいでおっしゃっていました。うるせえ馬鹿め!!!わたしは三滝くんと違って人に嫌われるのがそれ程怖くないたちなので、うるせえ馬鹿め!!!と、そう叫んで帰ってきました。家に帰って来てから、いくら三滝くんが人に嫌われないように頑張ったところで、わたしがああやって人に嫌われても仕方ないような態度とってたら、わたしのせいで三滝の評価も下がってしまうんだなということに気付いて気が滅入った!結婚するってことは、嫁の評価は夫の評価につながることにもなるのだな!なんか違う気もするけど、まあ、わたしはこれからあまり自分のことばかり考えて行動してちゃ三滝に迷惑かけてしまうことがあるのだな、と気付いた。気付くのが遅いよ23歳!そうだよわたしもう23歳なんだよ!ヒャア…!!高校生のころは23歳なんて大人だなと思ってたけど、実際の23歳のわたしはあの頃と何も変わらない、むしろあの頃よりも子供でどうしようもない自己中心的な愚図なのでした。アーメン。