わたしはいつだって不幸であることに安心している。
不幸が生きがいなの。不幸でなきゃ生きていけなーいの。
だから男の人には大事にされるより邪険に扱われたほうがたのしい。わたしのことを大切にしようとしてくれるような、幸せにしてあげようとか思ってくれるような人ではわたしを幸せにはできないのよ。だってわたしの幸せは不幸であることだから。
いつも言っている小菅はわたしのことは救えない、ということ。それはそれでとてもわたしを幸せにしているのだろう。