わたし、ひとりぼっち。
どうしようもなく孤独だ。どれだけ誰かといっしょにいても、結局じぶんはひとりぼっちなのだとおもう。むしろ誰かがそばにいればいるほど、じぶんがひとりぼっちなのであるということがひしひしと感じられて、たまらない。小菅がわたしのことぎゅっとするとき、わたしはいつも世界の終りを望む。だって、その瞬間がいちばん孤独だから。何度も何度も感じてきたこと、小菅はわたしを救えないし、わたしだって小菅を救えないの。
わたしたち、ひとりぼっち。
この広いせかいのなかで、ひとりぼっち。