死にたいと思う訳でも生きたいと思う訳でもない。
自分がどういった感情をもってしてどういった行動をとっているのか。
そんなものは定かではないが
こうして考えて居るという点に於いて、
わたしが今生きているという事だけは明白なる事実であることが分かる。

最近読んだ小説の主人公である17歳の少女は、わたしとは似ても似つかない美しい心の持ち主であった。
それを読んで軽く傷ついている自分自身が気持ち悪い。