不思議なこと。普段死にたい死にたいと言っているわたしの友達はわたしよりよく笑っている。

1日中ずっとぼんやりしてて、気付けば放課後になってて、教室には誰もいなかった。セーラー服のリボンに手をかけて、わたしの服を脱がそうとしている懐かしい男子の顔をじーっと見ていた。「気分じゃないから、やめて」とゆい、自宅に帰った。気分じゃなかったわけじゃない。彼氏に嫌われたくなかったから、したくなかった。だけどその懐かしの男子にも失望されたくなかったから、わざと気分じゃないふりをした。