校庭に引いてある白線の上を消して歩いていたら、陸上部の人に怒られた。その陸上部の人は江頭に似ていた気がした。「すいませーん」と言うと、白線引くやつ(名前忘れた)を渡されて、「消したとこ引き直してよ」と言われたのでわざとジグザグに線を引いた。

ある男子がわたしのクラスの江口くんを「エロ野郎」と呼んでからかっていた。何て低レベルなんだろうと、見ていて気分が悪くなったのでその男子に飲んでたレモンティーをひっかけたら、何故か「すいません」と言われた。「こっちのほうこそすいません」と言いかけたけどやめた。その男子も江頭に似ていた気がした。

美術の時間に描いた絵を、通りすがりの男子中学生にあげた。その絵は街の風景を描きなさいと言われたときに、そんなもの描きたくなかったから勝手に脳内で想像した裸婦を描いたものだった。男子中学生は喜んで受け取った。

学校から帰ってくる途中、人気のない道路で知らないおじさんに話しかけられた。この間の「飴あげるからついておいでよ」のおじさんに似てたから少し怖かった。けどそのおじさんは「市役所へはどうやって行けばいいんですか?」と聞いてきた。市役所の場所が分からなかったわたしは「この道をまっすぐ行ってつきあたりを左です」と言った。おじさんは市役所にたどり着けたんだろうか。