自分の感情の兼ね合いをことばとして表現することができなくて、それが悲しいのかもしれない。語彙力や表現力の乏しさとはまた違う。
3年か4年か前に、高校生であったわたしをモデルにした主人公の物語を書きたいと言ってくれる人がいた。彼女はげんきにしているのかなあ。私は彼女が同じように浪人生になったことを知っている。大学生になったことも知っいてる。未だに彼女のサイトも知っている。のだけれど、きっと彼女はわたしのことはもうあまり覚えていないのだろうなあ。彼女が興味を示していたわたしは、きっともういないから。

自分が過去の人になってしまう不安と不満。あー、そういう人もいたね!という存在にはなりたくない。いつだって大切な人の現在形でいたい。